不動産投資ア・ラ・カルト

2017.08.27

業界内でのマンション(ビル)のイメージ

不動産業界は狭い世界です。

狭い世界なだけに一度付いてしまったマイナスイメージを払拭するためには粘り強い努力が必要になる、という現実があるのですが、あまりそういったことを話題にする人がいないので、今回はマンション(ビル)のイメージについて書いてみようと思います。

不動産業界は狭い世界です。

狭い世界なだけに一度付いてしまったマイナスイメージを払拭するためには粘り強い努力が必要になる、という現実があるのですが、あまりそういったことを話題にする人がいないので、今回はマンション(ビル)のイメージについて書いてみようと思います。

実際に私が経験した事例なのですが、あるマンションの賃貸管理の仕事を請け負った話です。そのマンションは前の管理会社(というか管理人)がいい加減と言いますか、管理状況に問題があるということで弊社が管理を引き継ぐことになりました。訴訟に発展する位のトラブルでしたので前の管理会社からこのマンションについての状況をヒアリングすることも出来なかったのですが、マンション自体は立地も建物グレードも申し分なく、そこそこの競争力を持っているように見えましたので(実際に競争力はありました。)私もその時はそれほど心配しておらず、空室は沢山ありましたがこれなら少し手直しするだけですぐに稼働率も改善するだろうと思っていました。

 

ところが実際に管理を引き継いでみたものの全然空室が埋まらないのです。


近隣の相場から見ても悪い条件ではないにも関わらず、案内すらほとんど入らないという状況が続きました。

事態が改善されたのは、あまりにも不自然な状況だったので近隣の仲介業者にヒアリングするために業者訪問をしてからです。

 

なんと周りの仲介業者は前の管理会社の時代に、管理人が問題のある人物であることを知っていて、トラブルを避けるためにこのマンションの案内を会社全体で禁止しており、その地域の仲介業者はほとんどそうでした。

 

思い返してみると時々入っていた案内は全て違う最寄駅にある仲介業者や、最近入社して何も知らない新人ばかりだったのです。

 

その後、管理会社が変更になったので私が直接の担当者になったこと、良好な管理を継続していくこと、入居者募集についても適正な手続きをすること、入居者を紹介してくれたら規定の手数料を支払うこと等を約束して、ようやく少しずつ案内が入るようになりました。それも一度や二度の訪問ではなく、1ヶ月に3度ほどの訪問を続ける内に少しずつ、という感じです。最初は仲介業者の担当者も警戒してあまりのってきてくれなかったので私もあせりましたが、それ以外の方法を思い付きませんでしたのでしつこくやり続けた結果少しずつ空室が埋まっていった感じです。

 

現在は空室の問い合わせが非常に多く、部屋のリフォームが間に合わない位まで改善されましたのでだいぶ見通しが立ってきたのですが、一時はどうなることかと思いましたよ。

 

売りに出ている物件はなにか問題を抱えていることもあるので、購入後は素早く状況把握のためのヒアリングを行うこと、特に初動は油断せずにスタートダッシュすること、等が今回勉強したことでしょうか。

 

マイナスイメージがこんなに恐いことなのか、という良い教訓になりました。

 

尚、この経験を基にポジティブなイメージを持たれることによって人気物件にしていくイメージ戦略についてもいくつかの手法を開発しましたので、機会があればまた書きたいと思います。

 

投稿者:小泉

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