2026-08-17バイリンク創業物語#7
フルコミ時代の歩合体制には大きな弱点があり、それは全員の実力が近いレベルにある事を想定した歩合率のため、3人の売上に大きな差があると中々機能しにくいのです。まぁそこは私が頑張ればなんとかなるという気持ちで頑張ってはいたのですが、それでも時期によっては月の給料が10万円未満しかない、みたいな状況もありました。
ある程度組織の中に余剰金をプールしておいて、そこから毎月決まった額以上の給料を払える様になりたいというニーズが顕在化してきた時期でしたので、稲ちゃんの宅建合格という出来事は私達3人にとって渡りに船だったわけです。
フルコミッションセールスを経験した人なら誰でも理解してもらえると思うのですが、毎月決まった固定給というのはありがたいものです。固定給が多い会社も少ない会社もあると思いますが、長く営業マンをやっているとしんどい時期もあります。売上が少ない月もあるものですが、そんな時でも一定の給料をもらえるという事がいかにありがたい事なのか、フルコミを経験すると強く実感する事になります。
なので、創業物語の最初に書いた事に遡りますが、私は最初から社長になろうと思って独立したわけではありません。大きな夢があったり目標があったりしたわけでも無いのです。希望の持てる話でも、美しい話でも無く、本当に必要に迫られて会社を作ったわけなのですが、そんな会社が今12期目です。
若い社長の中には大きな夢や目標を持って努力している人が沢山います。むしろほとんどがそういう人かもしれませんが、その姿を見るとなんとも羨ましい様なまぶしい様な複雑な気持ちになります。
夢かー、目標かー、いいなぁ。と。もう丸11年以上前になりますが、会社設立当時、私に大きな志や夢があったかどうかは思い出せません。もしかするとあったのかもしれませんが、日々の資金繰りや目の前の課題で頭がいっぱいでしたので、いつの間にか忘れてしまったのかもしれません。
ページ作成日 2026-08-17
