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梅田で働く不動産屋の日記
塩井の失敗談⑬ ~拝啓10年後の君へ(完結編)~
2023-10-31
こんにちは、バイリンク株式会社の塩井です。
ついに完結編まで来ました。だらだらと書いてきた10年後の君へシリーズですが
今回が完結編です。
完結編だけに最後は簡潔に書こうと思います。
10年後の自分に聞きたいことをざっと書いてみました。
「年収3,000万円稼いでいますか」
「お世話になった人に価値ある貢献が出来ていますか」
「守るべきものは出来ましたか」
「物心両面の幸福を満たせていますか」
「出世して、同じような境遇の若者を引き上げてあげる力を付けられていますか」
書き出してみると意外とこんなもんでしたね。
皆さん将来なっていたい姿みたいなものは呆然とあると思いますが、私は9割くらいが仕事を頑張って成果を上げていけば達成出来そうなものばかりでした。不動産の仕事は昼の夜職とも言われるくらい安定していないというか、水物で運要素も大きいと思われがちですが、しっかり地盤を築いて力を付けていけばこんなに楽しくて稼げる仕事はないと確信しています。
私がこの業界に入って唯一憧れた営業マンの口癖が「寝てても仕事が向こうからやってくる」なんですが、実際働いているところを見ていて最初はあんまり頑張ってないなという印象でした。でも面白いくらい多くの案件がその人目掛けてやって来るところを見て、この業界は属人的だからこそ頑張って業界内での信頼を勝ち取れば自分の看板で安定して仕事がやってくると感じたのを今でも覚えています。私がその人に出会ったときは40代だったのですが、20代は死ぬほど働いて、近隣の不動産会社はすべて回ってポスティングから何からやれることは全てやっていたと聞きました。
今は私も会社の仕組みや看板で数字を上げさせてもらってますが、新人の営業マンも増えてきましたし、早いうちに自分の看板で案件を取ってこれる営業にならなければならないと感じています。実際私を紹介してくれた桝田さんがその片鱗を最近見せてきているなとひしひしと感じると同時に、先輩ですが同い年にその姿を見せられると自分も出来ると、やれないことはないと奮い立たせてくれます。
最後はついつい10年後ではなく直近の目標を語ってしまいましたが、結局今日明日を継続的に頑張った結果が10年後の姿ですからあながち話は逸れてないのかもしれません。
10年後の2033年にこのブログを読み返して自分がどう感じるのか楽しみです。その時は38歳ですので、40代を迎える自分に向けてのブログでも書こうかなと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。