塩井の失敗談㉑ ～塩井の夏休み～ | バイリンク株式会社

こんにちは、バイリンク株式会社の塩井です。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕はまだまだ続く夏の暑さに毎日体力を奪われながらも日々良い物件がないか駆け回っています。

入社して以来仲介メインで動いていた塩井ですが、ここ数ヶ月動き方をシフトし仕入れメインで現在は動いています。同じ不動産の営業と言っても仲介と違い仕入れは人間関係の構築がメインなのでまだまだ勉強の毎日です。面白い物件があったら塩井に振ろうと思ってもらえるような人間にならないといけないですね。

さて、近況報告はこの辺にして今回はお盆休みのことでもまったり書こうかなと思います。ありがたいことに少し長めの休暇をいただきましたので、数年ぶりに大学時代の友人達と東京に旅行に行きました。

これといった計画はなくふらっと行ったのですが、もんじゃ食べたり、築地に行ったり、浅草観光したり、ディズニー行ったりと無計画の割にはパーッと遊べたので非常にリフレッシュ出来ました。たまの長期休みにこういったイベントがあると「よし、また連休明けから頑張って稼ぐぞ」というマインドになれるので年に１回くらいはこういうのもありですね。

僕は同志社大学の出身なんですが、裕福な学生と苦学生がはっきり分かれているような大学で有名企業の役員の息子さんや開業医の娘さんなどいわゆるハイクラスな家系の子もいればバイト戦士でひたすらバイトと大学の往復みたいな学生もいたりと正に資本主義の縮図と言える環境でした。

ある意味刺激を貰える環境だったので、今僕がこうして不動産業界で身一つで戦う気力があるのもその環境のお陰かもしれません。親のブラックカードで散財したり、誕生日にLEXUSをプレゼントしてもらったり、ブランドの服を着て幅を利かせている奴らを横目に380円の激安弁当を毎日食べながら「俺らは後ろ盾なんてないけど、いつか絶対成り上がるで」とよく空き教室で語り合っていたのを今でも覚えています。旅行中はその時の話で盛り上がったのですが、「あの時金なさ過ぎてお前スティックパン一生食べてたよな、二条城の近くの激安たこ焼き居酒屋でよく飲んだよな」と当時の話で持ち切りでした。そいつらも今ではみんな年収１本は超えているのでみんな頑張っているなと負けていられない気持ちになります。

まあそもそも学生なんて本来金が無いというのが通常装備ですが、神戸の田舎町で育った当時の僕には接点が無かった資本主義の上流にいる人達に出会えたことが人生の分岐点だったのかもしれません。年功序列で出世していくような環境ではなく生きるか死ぬかの環境で成果を出せば成り上がれる、ダメなら退場というこの業界に惚れ込んで飛び込みましたがあの時の自分を褒めてあげたいくらいヒリヒリ、ワクワクする刺激的な毎日を今は過ごさせてもらっています。

当時は数年修行してから独立して一旗上げてやろうという呆然とした野望もありましたが今はバイリンクと出会い「こういった成長出来る環境で働けるならサラリーマンも良いな」と思わせてもらえるような最高の環境を提供していただいています。とはいえ僕は内向的な人間なので出世降格、昇給減給も他人の判断で決まるという状況にたまに自分の人生のハンドルと心臓を他人に握られているような感覚がしてどうしようもない感覚に襲われる時もありますが幸福度を上げるには成果を上げるしかありませんね。

一に成果、二に成果、三に成果です。

最後に築地でラーメンを堪能する塩井の写真でも貼っておきます。