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梅田で働く不動産屋の日記
有意義な1年 稲留
2021-02-26
いきなりの告白になるのですが、私は大学で留年しています。
実際問題、模範となるような学生ではありませんでしたが、卒業に必要な単位は取得していました。では何故、留年することになったのか。賛否両論あるとは思いますが、それを今回はブログとして書いていこうと思います。
私の学生時代を思い返してみると、決して人に誇れるような物ではありません。
甲子園を目指していた。だとか模試で全国何位だった。だとか話のネタになりそうな経験はほとんどありません。
なにかに熱量をかける事もなく、ただ淡々と日々を消化する毎日を送っていました。
大学生になって3年が過ぎた頃、周りの友人は就職活動に打ち込み始めていました。
私はというと、周りが今までの喧騒とかけ離れ、外面だけを真面目に整えた様子に吐き気すらも覚えていました。
それと同時に、「本当にこのまま社会人になって良いのか。」と自問自答を繰り返すようになりました。もし社会人になったとして、何年間働き続ける事になるのか。このまま社会人になって本当に立派な社会人になれるのか。学生時代にしか出来ないことを成したのか。実際のところ、心残りはたくさんありました。
1か月も経たないうちに留年することを決意し、アルバイトで貯めた貯金を引き出し、両親に自分の考えを伝え、1年間の学費を自分で払うならと、なんとか了承を得る事が出来ました。
それからの1年間は思い付きで全国各地にドライブしてみたり、海外に行ったり、1日中家に籠りゲームに打ち込んだり、とにかく自分の好きな事だけに時間を使いました。
今は時間はあるがお金がない。どうせ社会人になれば嫌でも働くのだからとアルバイトも辞め、消費者金融でお金を借りてまで遊び尽くしました。
これが正解なのか不正解なのか、それはわかりませんが、私自身後悔は全くなく、
もう一度選択を迫られても同じ決断をするでしょう。
今現在、思いっきり仕事に打ち込むことが出来ているのもこの有意義な1年間のおかげなのかも知れません。
稚拙ではありましたが、私の人生を少し開示してみました。
今後も、ブログを更新していきますので、引き続き、宜しくお願い致します。
稲留