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梅田で働く不動産屋の日記
収益不動産というジャンル
2021-03-02
こんばんは。川合です。
今日は、弊社が行っている「収益不動産」というジャンルについて、
少しお話ししてみようかなと思います。
正確に言うと、弊社は収益用不動産しか売らないという訳ではなく、
実需の不動産を仲介することもありますし、管理物件の賃貸募集を行うことなど、
不動産業務全般を行っておりますが、メインは「収益用不動産の売買仲介」という形で動いております。
同業者以外で、初対面の方と仕事の話になり不動産ですと言うと、
収益不動産の営業マンの仕事は非常に認知度が低く、仕事内容の説明にいつも困ります。
私は現在29歳なのですが、特に20代などの若い世代はたいてい??となります。
一般の方が日常生活の中で関わるのは、家探しのお手伝いをする賃貸業さんかマンションや戸建ての販売業くらいしかないので仕方ないですが。。
私が一番勘違いされたくない不動産の中での業種としては、「賃貸」「新築ワンルームマンション販売」ですかね。(この業種で働いている方、すみません、、、)
なぜかというと、不動産の賃貸業は若い男女が多くチャラついているイメージ、みんなベストを着ているイメージ(笑)、新築マンションの営業マンはうさんくさい、超体育会系
というマイナスなイメージが先行してくるからです。
私共の仕事内容については、一言で表すと宝さがしのようなものだと思っております。
市場には星の数ほど物件がありますが、正直なところ95%がごみ物件で、収益としての
見方では、胸を張って仲介できる物件などごくわずかです。
そんな中から価値のある物件を探し出し、紹介するのが私共の仕事と思っております。
購入していただいた後に、物件管理を任せていただき入居者募集を行うことも多いため、
売る為に無理のある賃料設定はしませんし、自信のない事は正直に伝えるようにしてます。
(例えば、想定利回りは非常に高いですが賃貸付けには相応の時間がかかります。など)
なんでもかんでも提案するのも一つですが、損するような物件を掴ませる訳にはいかないですし、価値のない物件を提案してしまうと顧客からの信頼や提案の価値も下がってしまうので、提案物件に関しては慎重に選んでいるつもりではあります。
そして購入後の運用実績等で会社・個人を信頼していただき2件、3件と続けて購入してもらい、売却物件が出た際にも任せていただけるような付き合いができるのが理想形です。
「売って終わり」ではないところが他の不動産業種と大きく異なる点で、これを上手く意識し活用することがこの業種では一番のミソかなと思います。
実は、4月より営業課員が2名増える予定です。
先輩として良い見本になれるよう、また後輩に抜かされないよう日々精進致します。
川合