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梅田で働く不動産屋の日記
塩井の失敗㊷~イエスマンという映画を鑑賞してみて感じたこと~
2025-02-10
こんにちは、バイリンクの塩井です。
皆さん「イエスマン」という映画を見たことありますでしょうか。
僕自身聞いたことはあるけれども、ジムキャリー主演の映画というくらいしか内容は分からないレベルでした。
たまたまネットフリックスのおすすめに出てきたのでこの土日に見たのですが、意外とこれが面白く僕みたいに少し斜に構える性格の人間には響くものがありました。
簡単にあらすじを言うと、毎日会社と家の往復で友人からの誘いは基本断り家でレンタルDVDを見るのが日課の主人公が、YESをテーマにするセミナーに参加したことで人生が180度変わっていくという話です。
主人公は銀行に勤めるサラリーマンで友人からのパーティの誘いから何から全てNOと言ってしまう退屈な人間でしたが、YESを強制することでどんどん人生が良い方向に変わっていくという物語の展開自体は単純なんですが、自己啓発的な観点で見た時にすごく惹かれるものがありました。
以前ブログでも書きましたが、ある程度の年齢になってくると確定している間違いのない安パイな選択をしがちです。冒険しないとも言えますね。食事から遊びから何から、これは間違いないという選択を無意識に選んでしまうことで人生に深みや幅がなくなってくることがあると思います。同じようなものを食べて、同じような娯楽を楽しみ、同じような人間と仲良くする、これが当たり前だと思うのですがどこか子供の頃のような新鮮さや刺激は自ずと無くなっていきます。
このブログを書いていて以前YouTubeのショート動画で流れてきた所ジョージさんの話を思い出したのですが、所さんは奥さんに「どこどこ行こう」と誘われた際にどれだけめんどくさいと思っても基本断らないそうです。理由はそこで「おれはいいよ」と断ってしまうともう一個の人生を遊べないからだそうです。これは友人からの誘いなどもそうで、めんどくさいと思っても行ってみると意外と楽しいじゃんとなるから断らないそうです。
身近で人生を目一杯楽しんでるなと感じる人も大体フットワークが軽かったり、新しいものに対してめんどくさいより興味心が勝つ人が多いような気がします。弊社の代表を見ていてもそう感じます。つい先日僕や他の社員がたまに顔を出すとある飲み屋に今いるというLINEを代表からいただいたのですが、僕なら流石に代表を連れていけないような場所だったのですが社員からの誘いで行くことになり、凄く楽しまれたそうです。この新しいものに対するハードルの低さというか、僕が同じ立場なら自分の行きつけのところをついつい選んでしまいそうですが、そこをあえて自分が行ったことがないようなところに身軽に行けるマインドに尊敬しますし、常にキラキラして見えるのもそういうところから来るオーラでしょうか。
まああれこれ書きましたが、映画や所さんの考えは要するに自分が考える世界だけで生きていくだけでは面白くないということですね。自分のしたいという欲求だけでなく、他人のしたいという欲求に乗っかてみるのも確かに面白いと考えさせられた休日でした。