社長ブログ
コミットメント
2017-07-20
こんばんは。現在時刻はちょうど21時30分になる所です。
世の中はサマータイム導入がどうとか言ってますが、私はこの位の時間帯が一番集中出来るゴールデンタイムです。
さて、今回はコミットメントの力について書いてみます。
事業経営にかかわらず人生の物事全般に当てはまると思うのですけど、目標が達成出来るかどうか、事業を軌道に乗せることが出来るかどうかは詰まるところコミットメント次第です。
決意とか覚悟の強さと言い換えても良いかもしれません。
背水の陣とか不退転の決意、有言実行等の言い回しは全てこのコミットメントの事を言っていると思うのですが、物事を成就出来るかどうかのポイントは全てこの1点に尽きる、というのが現時点での私の感覚です。
卑近な例ですが、弊社の従業員の給料体系を決める時、迷いました。
不動産業界は営業社員が多いものですから固定給を多めに設定するのか、歩合給を多くするのか、悩んだことの無い社長はいないはずです。業界の一般的なセオリーで言いますと、固定給少な目、歩合給多めで固定経費を抑えて且つ従業員に危機感を持たす、というやり方がどちらかと言えば良しとされてきた歴史があるのではないでしょうか。
私も色んな方から固定経費を抑える事の重要性を聞いていましたし、社員を抱えるリスク、固定給を設定することのリスクをある程度知っていましたのでそれなりの慎重さは持っていたと思います。
しかし、結果的には固定給を重視する方針にしました。
細かい理由や事情は色々とありますが、一番大きな理由は私自身の覚悟の問題です。
固定給を高めに設定すると業績に関係なく固定経費は高くなります。
でもそこで固定給を少なくしてリスクを社員と分け合う(言い方は悪いですが、本来会社がかぶるべきリスクを社員に押し付ける、という表現も出来るかもしれません。)と私自身の会社経営に対する覚悟が弱くなると思ったからです。
おそらくこの判断は正しかったはずで、業績は会社や社員、顧客へのコミットメントの強さと比例して伸びました。正確に計れるわけではありませんが感覚的にはほぼ間違いありません。
冷静に考えると面白いのですが、覚悟を決めた状態の人とそうでない状態の人と能力も経験も実績も何も変わりません。違うのはある特定の物事に対するコミットメントだけです。
それだけで全く別人の様になることもあるのですから何事も気の持ちようひとつというのも合理性があります。
どうしても毎日のルーティンを繰り返しているとマンネリしてきますので、意図的に環境を変えたり思い切った先行投資をして自分を追い込んでみたりするのも良いかもしれませんね。後戻りの出来ない状況、というのも悪くないものです(笑)
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