社長ブログ
与える事と受け取る事
2026-02-16
〈与える事と受け取る事〉
ビジネス上でもプライベートでも良い人間関係を続けていくためには、受け取るものの大きさと与えるものの大きさがバランスしている必要があります。
そして多くの人は、自分が受け取る事よりも相手や他人に与える事(もの)の大きさを意識する事が仕事でもプライベートでも人間関係を改善していく上で重要な要素なのではないでしょうか。
受け取る事ばかり考えている人の事を世間ではくれくれ星人とか自己中、わがままとか呼んだりしていますが、それは人間の本能ですから何も意識していなければそうなる可能性が高く、私達も知らず知らずのうちに与える事を忘れて、もらう事ばかり考えてしまう傾向があります。
例えば、売り物件が欲しいので、情報を下さいというアプローチを普段していると思いますが、代わりに私達はその相手に対して何か与える事が出来ているでしょうか。あるいは情報をくれた相手に対して何らかのメリットを返せているでしょうか。
しかしここでひとつ考えてみたいのですが、与えているとか受け取っているとか、そういう感覚は至極感覚的なものです。言い換えると極端に主観が支配する感覚ですので、客観的に見て与えてばかりいる人が実は受け取る側だという状況も日常的に有り得ます。(その逆も然り)
会社や世の中の多くの場面であてはまる事ですが、新人は会社から給料をもらいますが、一人前になるまでは中々会社に対してメリットを返す事が出来ない様に見えるかもしれません。実際に金銭的・経済的な観点のみで判断すればそういう事になりますが、新人の前向きで一生懸命な姿勢や素直な態度というものは一緒に働く様々な人に対して様々な場面で良い影響があります。少なくとも私はそう感じており、誰もが最初に経験する新人時代の初心というものには金銭には代えがたい重要な価値があると言えます。
なので与えるものと言うと具体的・物質的なものばかりを想像してしまいますが、重要な事は与えようとしている、返そうとしている態度や一生懸命取組む姿勢そのものも、世間や他人に対する贈り物になり得るという事です。それは謙虚な姿勢や素直さという要素にも通ずるものがあり、古今東西の偉人達が人生において最も大切なものとして挙げる一大条件と言えるでしょう。
一緒にいると楽しい、元気が出る、明るい雰囲気になる、インスピレーションをもらえる、有益な情報をもらえる、そんな何気ないものでも多くの場合は十分だったりします。ただ単に気持ちの良い人、という評価で数字を上げている人は世の中に沢山存在します。
営業という仕事は人間関係が金に代わるという側面がありますが、金が最初ではなく人間関係が先なのです。
そして人間関係を良くするためには受け取る事よりも与える事を考える事です。
満足に与える事が出来ていない間は、与え過ぎると搾取されるのではないか?とか、損をするのではないか?と考える必要はありません。自分だけは損をしたくないと思う人が一番損をするのです。

