社長ブログ
当たり前の話
2017-11-25
ごくごくありふれた当たり前の話なのですが、最近になっても改めて気付く事がありました。不動産業界に入って11年になりますが、11年間ずっとこの当たり前の原則に振り回されて?生きてきましたが、新人もベテランもこの法則からは逃げれないようです。
それは。。。頑張れば業績は上がるが、サボると業績が下がる、という話です。
何を当たり前の事を。。。と思いますよね。
でも改めて考えると深遠なテーマです。
不動産業、特に売買メインで営業されている会社だと、物件情報の仕入れ~顧客(見込客)への提案~案件化~商談~契約~決済まで到達するのに1ヶ月から2ヶ月位が平均スピードです。という事は今月1ヶ月サボれば2ヶ月位はコケてしまうという事です。この時間差が営業マン達の感覚を狂わせてしまうわけです。先月サボったから今月コケる、これは理解出来るのですけど、今月成績が良かった理由は先月の頑張りの結果である事は忘れてしまってたりします。本当です。
サボればコケるのであれば頑張れば良くなるという事も当てはまるわけで、因果関係がはっきりしている分希望の持てる話なのですけど、コケている時はあせるばかりで頭が働かない状態になっていますので、スランプは長引きます。この因果関係を解き明かす事がこの仕事で安定的に数字を残す第一ステップですね。
しかも時間差はたったの1ヶ月から2ヶ月です。
この理屈を理解すると良い時に調子に乗る事も減りますし、悪い時に必要以上に悲観的になる事もなくなります。しかし我々はやはり人間です。この簡単な理屈を行動に移す事の難しさはハンパではありません。人間は良い時に調子に乗らないという事は非常に難しいのです。一生かけて取り組むべき事柄と言えるかもしれません。でもわかっていれば少しずつでも理想の精神状態に近付くものです。
そこで最近、営業マンの努力の程度を数字化しました。努力の程度と言うか行動量です。はっきり言ってどこの会社でもやってる事なので今までウチの会社がやってなかった事が有り得ないレベルなのですけど、私本当経営の素人なので(笑)今更です。
具体的な行動で言えば、物件現地確認数、広告掲載数、顧客への物件提案数、案内件数、面談件数、商談件数、あたりがわかりやすいでしょうか。ただやるだけでは逆効果にもなり得ますので、最低限の質を担保するルールは設けてますが、上記の数字は非常に良い材料になります。なんで今までやらなかったのか不思議な位。。。
業績を上げるポイント、現状を打開するアイデアは案外当たり前の事と言いますか、目の前のシンプルな出来事の中にもある、という話でした。
小泉
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