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一年の計は元旦にあり?

2018-01-07

こんにちは。今年も宜しくお願い致します。

今年は1月5日から仕事始めの方が多かったと思いますが、まだ世間は休みモードですね。本格的には来週からでしょうか。

さて今回は正月ネタという事で、有名なことわざを検証してみました。

実は私、ことわざとか格言とかを盲目的に信用する事には大きな抵抗があります。石の上にも三年とか継続は力なりとか、多くの場合には当てはまるのでしょうけども、実際の所当てはまるかどうかはケースバイケース、というのが私の中の正解です。昔から親や学校の先生に物事が続かない時に注意された時、後から続く言葉がそのことわざだったからかもしれません。まぁしかし「一年の計は元旦にあり」は中々言い得て妙な表現です。最近でこそ正月から開いているお店も多いですし年末年始に仕事している人は珍しくありませんが、昔は日本国民のほとんどがゆっくり過ごすのが当たり前の正月だからこそ、という背景をイメージすると自分の状況に置き換えた場合でもしっくりきます。

ちょっと話が飛びますが、何か事業に取り組む時、成功するかどうかは感覚的に計画7実行3位の割合だと思います。
それだけ計画が大事という事なのですが、日常的に多くの時間を費やすのは実行の方です。しかしいくら実行を頑張ったとしても計画が悪ければ計画以上の結果は出ないものです。更に言えば計画が良ければその後その計画を実行することも容易です。プランに沿って毎日行動すれば良いだけですからそれほど頭を使う必要はありません。その大切な大切な計画ですが、良い計画を立てようと思えば集中出来る環境が必要な場合が多いでしょう。日々のルーティーンワークの中では良い計画というのは生まれにくいからです。どうしても考える時間が必要になります。静かな場所や心の余裕もいるかもしれません。

なるほど元旦という日は計画を立てるのに最適な条件が揃うイベントだという気がしてきます。

元旦にどれだけ良い計画が立てれるかでその一年の出来が決まると。私はそう解釈しました。実は少し前までこのことわざについて、ちょっと大げさだなと思っていました。元旦に決めた一年の目標を年末まで覚えている人の方が少ないだろうし、元旦以外にもその都度計画には変更があり、新たなプランが生まれるものだと思っていたからです。別に元旦でなくても良いだろうと。ひねくれてるでしょうか。

元旦含めた年末年始の休みには良い計画を立てる事が出来る条件が揃います。普段忙しく働いている人も元旦位は休むでしょう。(特に昔は今よりもその傾向が強かったという予測です。)

当然人によって色んな状況があるでしょうけども、それを差し引いても「一年の計は元旦にあり」は含蓄のあることわざだなと。

さて、今年も頑張りましょう。

ページ作成日2018-01-07
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