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梅田で働く不動産屋の日記
塩井の失敗談㉟ ~人生は自らの判断、選択の結晶である~
2024-12-18
こんにちは、最近韓ドラにハマっている塩井です。
最近不動産のブログが多かったので、今回は久しぶりマインド的な話をしたいと思います。
現在29歳の塩井ですが、ふと感じることがあります。
「なんか人生あきたな」と。
元々内向的な人間なので、自分の内側に感じる心の揺らぎや声みたいなのを敏感に感じ取れるタイプなんですが、一言で言うとテンションが上がらず刺激的なことが減ってきたという感覚です。昔は楽しかったことでも、今は一瞬は楽しいですがすぐテンションが下がってきて冷めた感覚になります。年齢とともにそう感じることが多くなるのは普通のことなのかもしれませんが、、、
一番今テンション上がること、生きてるなと感じることは何ですかと聞かれると仕事で成果が上がった時です。その瞬間が一番アドレナリンが出ますし、今時の言葉で表現すると脳汁が出るという感覚になります。
もちろん仕事が生きがいというのは嬉しいことですが、なぜそういう感覚になるのか考えた時に同じような選択をしているからだろうなという結論に達しました。
Aという選択をすればBという結果が生まれやすいというのは当たり前の話で、物事によってそれが因果関係か相関関係か科学的なことは置いといて、同じ選択をすれば同じ結果になりやすいというのは普通の話です。
そこで自分の日々の選択、つまり生活の仕方などを振り返ってみると適当に本能的に選択しているようなことでも、年齢もあってかそこに偏りが有り、同じような選択をしがちだなと分かりました。朝起きてからやること、何を食べるか、どんな人間と付き合うか、どんな娯楽に興じるか、それが毎回似通っているから、その選択の結果という事情が偏ってしまい「飽きたな、なんかおもんないな」という感覚に陥ると結論が出ました。
仕事にヒントがあったのですが、今年の夏あたりから仕入営業にシフトしたことで付き合う人や営業スタイル、そしてそこから生まれる結果がガラッと大きく変わりました。今まで業者さんとお付き合いすることがあまりなく、お酒の場もそれほど得意な方ではなかったのでお誘いされる場合を除いて積極的に行くことはなかったのですが、自分の価値観や好きなスタイルを一旦捨てて行動してみたことで大きく成果が変わってきました。
これは人生も同じで今までの自分の性格や価値観、自分の持つ理念では選択しなかったようなことをあえて選択することで今までとは違った事象、結果が生まれ面白い未来を体験する権利を得られるということです。ついつい今までの自分ならAという選択をしてBという結果、未来を無意識に選択していましたが、それを今は意識的に変えています。
例えば、帰る道を変えてみる、こっちの方が楽で効率的なのにあえてしんどそうな方の選択をしてみる、この人気が合わないかもなとファーストインプレッションで感じた人にあえて積極的に近づいてコミュニケーションを取ってみる、今までアレルギー反応があった韓ドラなどを見てみる、あえて今一番食べたいと思うものではなく少し外したものを食べるなど今までの塩井なら選択しなかったようなことをあえて選択して、そこから生まれる結果、未来を楽しんでいます。
偏り=安全だと思います。人間の本能ですね。この選択をしていれば経験上間違いない、危険な目に合わない、生存確率が上がるという本能からついつい偏りが出てしまうように遺伝子レベルで設定されていると思うのですが、現代でその本能プログラムは必要ないですし、あえてそれに抗ってみることで人生に広がりや深みが増し、人としての魅力も増すのではないでしょうか。
これは過去のブログで書いた成長のために決めたことをコツコツ繰り返し、退屈さに打ち勝つという話とはまた別の話で、努力のマンネリ化を楽しむ、耐え忍ぶ話とは全く別の概念です。筋トレやダイエット、仕事など「単調なことを繰り返し自分の能力を研いでレベルアップさせていく行為」と「人生全体の歩み方、進み方」という僕の中で共存している二つの概念であり、結構大切にしているポイントです。
今回は自分の生き方、マインド的な話になりましたが、あくまでこれは僕の価値観、生き方の選択であり、「人生とは何なのか、人生を楽しむとは」という哲学的な問いを自分にしてみるのは凄く面白いので皆さんなりの人生がどういうものであり、どういう捉え方をしているのか一度自分に聞いてみるのも趣があり良いのではないでしょうか。