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梅田で働く不動産屋の日記
塩井の失敗談53 ~時代の移り変わり~
2025-04-28
こんにちは、バイリンクの塩井です。
社員旅行で淡路島に行きリフレッシュしていたところ、びっくりするネットニュースが飛び込んできました。
京都ノートルダム女子大学が新規の学生募集を停止するそうです。
少子化少子化と言われ何年でしょうか。実際そんな言われるほど子供減っているかなと疑問を常々感じていましたが現実味を帯びた出来事を目にすると色々考えさせられますね。
個人的な偏見ですが、京都で女子大といえば京女・同女・ダム女というイメージだったので、少子化のあおりを受けて有名大学が閉校してしまうのは日本の経済が衰退していってしまう気がして悲しい気持ちになります。
不動産の観点で言うと京都の学生マンションは他府県に比べ非常に人気が高く、強気な利回り設定で売りに出されることが多い傾向にありますが、今回の件で少しは相場に影響があるのではないでしょうか。もちろん、京大・同志社・立命などの周辺エリアの学生マンションはまだまだ固いと思いますが、弊社もたまに一棟の収益マンションを仕入れるので、立地は今以上に精査していかなければならないと思います。
京都に出店したばかりの頃、まさに京都ノートルダム女子大学近くの半空レジを購入検討していたので、結果論ですがあの時手を出さなくて良かったと今ドキドキしています。
学生マンションはその名の通り学生に対する依存度が高く、大学の移転や閉校があれば一気に詰むので、今後は仮に学生の賃貸需要がなくなっても問題の無い単身の賃貸需要のあるエリアや土地値が出る物件を狙いにいくのがマストになってくるかもしれません。
弊社は数年前から一棟のレジはあまり仕入れをせず、中心地のテナントビルや店舗をメインに仕入れをしていますが、今後レジやテナントビルに関わらず収益物件の需要は中長期的に見ればやはり中心地に偏ってくると予想出来ます。
収益不動産という未来の成長、収益性にお金を払う業界にいるからこそ時代の変化に敏感に反応し常に小回りの利く状態にしておかなければなりませんね。
しかし、建売ブーム、民泊ブーム、ボロアパートブーム、新築木造アパートブーム、とこの業界にいると上手く時代の流れに乗って瞬間最大風速を記録するような業者が都度現れるのを目にしますが、長く生き残っている業者さんは理念があったり、お金だけではない何か信念みたいなものを感じます。
僕自身まだそんな崇高な理念を掲げて仕事を出来ていませんが、自分なりの理念を掲げて腰を据えて仕事をすることは何よりも固い投資だと思いますので、そろそろアラサーということで僕自身こういう生き方をしたいという人生理念みたいなものについて考えるフェーズかもしれませんね。
そんな時代の変化に心を動かされる休暇でした。
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