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梅田で働く不動産屋の日記
バイリンクビル 鉄骨工事編
2021-05-21
お世話になっております。バイリンク株式会社の桝田です。
(基礎工事編)を更新させて頂いてから約2週間が経ちました。月日が経つのは本当にあっという間で前回更新させて頂いた日がつい先日の事の様です。ですが、着々とバイリンクビルは形となってきております。
前回でもお話しさせて頂きましたが全工程として10段階に分ける事ができます。
①計画・検討
②事前調査
③確認申請
④基礎工事
⑤鉄骨工事
⑥外壁工事
⑦外構工事
⑧検査
⑨内装工事
⑩引渡し
前回は④の「基礎工事編」でしたが、今回は上記の写真通り、⑤の「鉄骨工事」まで進んでおります。
そもそも「鉄骨」という言葉はよく耳にするかと思いますが、
このバイリンクビルも鉄骨造(S造)で建築されております。では、鉄骨造のメリット、デメリットについてお話させて頂きます。
まずメリットとして、鉄骨造は、鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)よりも工期が短めで、建築費の坪単価も安く済みます。
又、工期が短く済めば、それだけ人件費などの必要経費を削減する事が出来ます。
そういった事情もあり、広さや築年数などの条件がある程度同じ物件で比較すると、他の構造に比べ鉄骨造の方が高利回りの物件が多くなります。ほとんど変わらない賃料で必要な経費は軽減できるのが、鉄骨造のメリットと言えます。
デメリットとしては、壁がコンクリートでできている鉄筋コンクリート造(RC造)や、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の物件に比べると、遮音性が低く、音は聞こえやすくなります。これは壁の密度などが影響しており、断熱性でも防音性と同様の傾向が見られます。
又、火や熱に強いイメージのある鉄骨造ですが、鉄骨造そのものは耐火性があまり高くありません。実際には熱の上昇と共に鉄骨が柔らかくなり、強度が低下するためです。
その為、屋根・外壁や天井(床)材に耐火性能の高い素材を使うなどして、火災への備えを高める必要があります。
投資物件をお探しの際も、こういった構造による差異やメリット・デメリットに注視することで今までと違った物件の捉え方も出てくるかも知れません。
今回は、⑤鉄骨工事編でしたので、鉄骨造について書いてみました。
稚拙な文章を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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担当者:桝田