第4回「アピールの重要性」|2023年1月27日(金)開催 | バイリンク株式会社

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バイリンクの営業研修

2023年1月27日(金) 第4回「アピールの重要性」

 
「アピールの重要性」

第4回営業研修を始めます。宜しくお願いします。
今回のテーマはアピールの重要性です。
まず始めに、ボク達が生業にしている不動産の営業という仕事では、アピールはとても大切です。これは間違いの無い事実なのですが、しかし一般的な常識として、自分の仕事をアピールしたり、成果や実績をひけらかしたりする事は卑しい事で、「真面目にコツコツやってさえいれば、わかる人にはわかるし、見てくれる人は必ず存在する、外面が良いのはけしからん」みたいな昭和の価値観は今も残っていると思います。どこか職人的な感覚ですね。ボク個人としてはこういう価値観は嫌いでは無いのですが、不動産の仕事で結果を出そうと思えば、この価値観からは切り替える必要があります。ハッキリ言いましょうか、こういう考え方は捨てて下さい。

今はとても競争と変化が激しい時代です。会社も個人も生き残りをかけて必死ですから、真面目にコツコツやってるだけでは、いずれ居場所が無くなります。断言しても良いですが、正しい自己アピールが出来ない人間はこの仕事で結果を出す事が出来ません。

しかし、ここで非常に重要な考え方があります。アピールは実質を伴ってこそ意味があるという事です。実質を伴わないアピールというのは実際以上に自分を良く見せたり、やっている仕事以上の成果が出てる様に見せたり、これは小手先のテクニックなのですが、評価されるどころか信用を失う結果に直結します。

アピールするためには何か具体的な仕事を進める必要があり、明確な報告が付いてこないと良いアピールになりません。実質的な仕事をしている時、アピールしないと、あなたがその仕事をしている事を誰も知りませんから、評価のされようがありません。今はもう、わざわざお客様や上司があなたの仕事を見に来るというのんびりした時代では無いのです。

ボクはいつも皆さんに、この仕事は「仕事と仕事を繋げる事」が成果を出す上で、1番のポイントであると言い続けています。
今回のテーマはアピールと実質を繋げる事です。どちらがスタートでも構いません。出世するためにお客様や上司から評価される必要がある、アピールをしないといけない。そのために仕事をする。アピールするネタを作るために仕事をするのです。そして仕事をした後はその仕事のアピールをするのですが、仕事を作るためにもアピールがいります。アピールする相手は別の相手でも良いですし、同じ相手でも良いでしょう。実質を伴うアピール、アピールを伴う実質、この2つを循環させる事が社内社外両方で影響力を持つための最大にして唯一の方法です。

アピールというテーマで研修していてアレなのですけど、ボクも実はあまりアピールという言葉が好きではありません。何故ならアピールという言葉には「実質を伴わないアピール」というニュアンスが込められている感じがするからです。あの人はアピール上手だから、という場合は「大した仕事もしていないのに」、という皮肉が込められている場合が多いのです。アピールとか、小手先とか、ボクは実質を伴わない仕事や、実質を伴わない言葉が大嫌いです。同様に人間関係に甘えたビジネスはやらないと決めています。人間関係は付いてくるもので、人間関係ありきの商売はやりたく無いのです。

世の中は実質を伴わない虚構が溢れています。大した仕事をしていないのにアピールばっかりの人や、小手先だけ器用な小心者ばっかりです。その人達のおかげで正しいアピールのイメージまで悪くなっていたり、アピールと実質の循環という考え方、そういう理解に及ばない人が非常に多いです。しかし逆に言えば実質を伴ったアピール、アピールを伴った実質的な仕事、という風に正しい自己主張を淡々と進める事が出来る人に大きなチャンスがある時代だという事も言えますね。

最後に具体的なアピールの方法についてお伝えします。

具体的にどうすれば良いかと言えば、ホウレンソウです。仕事はホウレンソウに始まりホウレンソウに終わります。どこまでいっても基本に戻って下さい。仕事を作るために相談、仕事を進めている最中の連絡、終われば報告、ソウレンホウの順番になる事が多いかもしれませんね。このホウレンソウは上司だけではなく、お客様に対しても同じです。皆さん業務量業務量と仕事のボリュームは意識してくれていると思いますが、アピールが足りない人はこのホウレンソウの量、すなわち頻度が少ないのです。こんな事、言われた瞬間から直せますよね。ホウレンソウの頻度と量をアップする、簡単に出来る事なので、来週から意識してやってみて下さい。

今日はちょっと短めですが、内容は以上です。
皆さん真面目な人が多いですから、コツコツ仕事をして、自己主張やアピールというのはなんとなく悪い事だと思っていたり、男は黙って黙々と取組む事、無言実行こそが美徳、みたいな感覚がなんとなくある人も多いと思います。しかしもうそんな甘い世の中ではありません。黙って仕事をしていれば生きていける時代はもうとっくの昔に終わっているんです。これからはアピールと実質を循環させる時代です。必死に仕事をして必死にアピールしていきましょう。


 

 

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