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不動産投資ア・ラ・カルト
最近の投資トレンド
最近の不動産投資トレンド、最近と言っても以前から言われている事ですが、長期の融資、低金利の融資が付きやすい物件に人気が集中している状況は変わらずです。
融資が付きやすい物件の代表格は新築アパートや築浅マンション、RCやSRCのマンション、といった所でしょうか。とにかくこの傾向は止まる所を知らないと言いますか、沢山の専門家も言っている通り、かなり深刻な供給過多の状態に陥っているというのが私の実感でもあります。
弊社で管理を受けているマンションでも敷金礼金0円、仲介業者に払う手数料は2ヵ月、3ヵ月は当たり前みたいな状況の物件もありますし、手数料1ヵ月では案内すらしてくれないというのも大げさな話ではなく、デザインや立地、設備グレード等で特別な強みを持たない物件は厳しい入居者獲得競争にさらされています。
その様な状況で良い条件で融資が付くという理由でアパートやマンションに投資するのは非常に危険な決断になるかもしれないのですが、では今のトレンドから言ってどのような物件(案件)に投資をするべきなのか?という部分に少し触れたいと思います。
いつの時代でも永遠のテーマですのではっきりした答えは無いのですが、ここ最近弊社が関わっている案件で高パフォーマンスを叩き出している物件は圧倒的に事業用不動産が多いです。店舗や事務所系です。
融資が使いづらいとか、リーシングの難易度が高く一旦空室になると長期化する可能性が高いとか、なにかとマイナスイメージの強い物件種別なのですが、融資利用にしてもテナントリーシングにしてもそれなりにコツと言いますか、やり方があります。
※大阪駅前ビル。区分所有建物は手頃な価格で融資も使いやすいので、取り組みやすい物件です。
そもそも投資ですからリスクと期待リターンを分析することが重要です。一見リスクが高そうな物件でもよく分析してみるとそうでも無かったり、その逆だったり。
むしろ高い投資パフォーマンスを追求すると、一見リスクが低くて実際にリスクの低い物件は価格が高騰してますからあまり良い投資にならないのは自明の通りです。リスクと期待リターンのバランスで言えば不利な投資になる可能性の方が高く、そういう意味ではいわゆるカタい投資ってなんなのかな、と思ってしまいますよね。
次回では実際の事例等、もう少し具体的な手法について書きたいと思います。
- 事業用建物賃貸借契約における注意点〜工事区分編
- オフィス需要の予測〜2022年10月以降
- 入居者募集業務の注意点〜電気編〜
- 成約に苦戦する場合の対処法①
- 今後のトレンド予測
- 不動産販売のコツ
- 賃貸契約における融資特約
- 大阪駅前第1ビルのオフィス賃料相場
- オススメの特約(ゴミ処理費用に関する特約)
- 賃貸募集のポイント~図面編~
- オススメの特約(店舗シャッターとエアコン編)
- 保証金返金のタイミング
- 賃料の値上げ交渉(2)
- オススメの特約(解約時の原状回復)
- オススメの特約(消費税増税時の賃料について)
- 管理費が高い物件の特徴
- キャンセルを減らす工夫(賃貸借契約)
- 賃料の値上げ交渉
- オススメの特約(解約通知後の案内について)
- テナント募集時の内見立会い業務
- 店舗物件・事務所物件のデメリット~空室リスク編~
- 店舗物件のメリット(テナント解約編)
- 入居者募集セールスの重要性
- ノンバンク系金融機関との付き合い方
- テナント募集の小ネタ~内覧会の開催
- 良いお客様(1)
- 滞納家賃回収の要点
- テナント募集業務の要点
- バイリンクのリノベーション
- 業界内でのマンション(ビル)のイメージ
- まずは買うこと
- 管理組合への工事申請
- 最近の投資トレンド
- 賃料の値上げ交渉について
- 優秀な不動産会社とは
- 価格交渉について
- 店舗・事務所物件のメリット・デメリット(1)
- 店舗・事務所物件のメリット・デメリット(2)