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不動産投資ア・ラ・カルト
良いお客様(1)
今回は私達が思う、良いお客様とはどんな人か?率直に書かせて頂こうと思います。
最初に断りを入れさせて頂くと、良いお客様とは単純に利益を上げさせてくれる人というわけではなくて、長期的に良いお付き合いが出来る、お互いにとってプラスになる、良い関係性を継続していける可能性のある方、というニュアンスです。相手によって全然違う対応をするとか、人を差別する様な意図は全くなくて、縁があってお付き合いが始まった方とはどんなカタチであれ誠心誠意取り組みしたいと思っています。
頂く報酬以上の仕事は必ずお返ししますし、出せる最高のパフォーマンスで期待に応える事が私達の喜びです。
しかし中にはどうしてもお付き合いのしにくい方がいる事も事実ですので、ある程度私達側の事情を理解して頂く事も意味があると思ったわけです。
他のどんな商売も一緒だと思いますが、他のお客様や関係者に迷惑をかけてしまうお客様は敬遠されるものですが、そこにはやはり店側の都合と言いますか、守るべきルールがあり、まわりまわってそれは顧客に良いサービスを提供する事に繋がるわけです。
ですので悪意は全く無い事と、良い商品、良いサービスを提供するために必要なプロ意識の表れとして受け取って頂くと嬉しいです。
前置きが長くなりましたが、一番目の条件は「約束を守って頂く」ことです。
当たり前の事なのですが、最も大切な条件です。後に資金力や決断力の話もするつもりですが、それよりも何よりも、です。
時間の約束を守るとか悪意のある嘘を付かない等はもちろんそうなのですが、買付証明を安易に取り下げしたり、契約条件を履行しなかったりという事があると取引の安定性が損なわれます。弊社とお客様との2者間だけであればまだしも、取引の相手方に迷惑がかかる様な状況だと、弊社としても次の取引が非常にやりにくくなるというデメリットがあります。そうなると約束を守る誠実なお客様とのキレイな取引すら不利になる事もあり得ますので、多方面での信用や評判は常に気にする所であります。
逆に言えば資金力があるわけでもなく、特別決断が早いわけでなくても、誠実な方は良いお客様だと言えますし、弊社はそういった性質の方との取引を一番に希望しています。出来る限り良い条件の取引、良いサービスを提供したいと思っていますし、長期的に良いお付き合いが出来る可能性が高いと考えています。
我々の仕事はスポットでの取引も多いのですけど、やはり継続したお付き合いが出来ると尚良いですね。
色んなやり取りの中でお互いに対する理解を深め、ニーズに応え合える様になると良い関係と言えるのではないでしょうか。短期間でそうなれる場合もありますし時間がかかる事もありますが、顧客とそういった関係性を持てる事が一番です。
次回以降で資金力や決断力についての考え方を書きますので、宜しくお願いします。
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