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入居者募集業務の注意点〜電気編〜

 
物件管理
2020-08-20


これは居住用、事業用、どちらにもあてはまることなのですが、電気基本料金をけちっているのか、ただの不注意なのかわかりませんが、電気の契約が出来ておらず、借主候補が内見する時に電気が点かない事があります。

前の入居者が退去した時に関西電力等、電力会社との契約を解約するものなのですが、解約後もブレーカーを上げれば電源が入る事も多いですし、前テナントが解約手続き自体を忘れている事もあり、新規で電気の契約をしなくてもなんとなく使えてしまう事が多いので、それほど気にするひとは少ないのですが、このあたりに鈍感な人は不動産業には向いていません。

時々、電気が完全に切れてしまっていて内見時に真っ暗になる部屋がありますし、店舗や事務所の場合だとエアコンが業務用になるので動力電源が入らないと動きません。

内見に行っても部屋が真っ暗だったり薄暗かったりするとそれだけでマイナスイメージですし、エアコンが古かったりすると特に本当に動くかどうか不安になります。古くてもしっかり稼働していてよく効いていたりすると説得力があるのですが。

物件の内見は一般に思われているよりもシビアなものです。借主(お客様)は色んな物件を比較しながら契約するかどうか判断しますので、チャンスは一度きりです。カギの手配に手違いがあってたまたまその日に見れなかったりするだけでもお客様は縁が無かったと判断します。内見時に電気が点かない物件、エアコンが動かない物件を気に入る人は少ないのです。

「それ位まぁいいか」、ですませる人が多い業界ですので余計なのですが、この仕事において最大の武器は細かい部分で神経質になれる事、最大の敵は鈍感です。重箱の隅をつつく位細かくてちょうどいいのです。

 
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