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テナント募集時の内見立会い業務

 
物件管理
2018-08-06

プロパティマネジメント業務をやっていると空室にテナントからの内見希望が入ります。

大体は仲介業者を通じて話がある事が多いので、仲介業者にカギを貸出ししたり、現地のキーボックスで対応するケースも少なくないのですが、それについての私の意見は「管理担当者は絶対に内見時立会いをするべき」です。

 

確かに内見立会い業務は相手と時間を合わす必要がありますし場所が遠ければかなり時間を拘束されるので、それなりに負担のかかる仕事なのですが、この立会い業務をするかしないかで成約率と成約に要する時間が大きく変わります。管理会社からしてもエンドユーザーの生の感覚を理解出来る貴重な機会です。現場でテナントと直接やり取りをして得た情報を次の商品開発に生かす、という事はどんな業種でもやってる事ですが不動産業界で上手く仕組み化出来ている組織は少ない様ですね。

 

また、内見するテナント側からしても貸主の代理人的な立場の担当者が来ると安心します。(あまり担当がアホだと逆効果もあり得ますが(笑))

やはりこれから借りる物件の家主がどんな人か、管理会社がどんな会社か、は入居する側からしても重大な関心事なのでしょう。長いお付き合いになりますから。

ある意味こちらも意思決定者に近い立場ですから、様々な交渉事に対するこちらの姿勢を直接伝える事も出来て色んな意味で話が早いです。そして業績の良いテナントさんは特に眠たい話が嫌いです。

家主側としては話を引っ張られるのが一番困りますから結論が早くなる事は願ったり叶ったりです。

 

今日も1件、私が担当してる物件の内見に立会ったのですが、やはり行って良かったと思いました。テナントは飲食店だったのですが排水管の移動等、多少技術的な話がありまして仲介業者ではなかなか答えにくい質問です。別に一旦仲介業者がその話を聞いて私に連絡くれてから返事しても良いのですが、それではテンポが悪いんですよね。こちらは契約や入金を急かして行く立場ですからこちらのテンポが悪いとどうも相手を急かしにくくなります。このあたりのパワーバランスは面白いものです。また別の機会に書きたいのですけど、仕事はレスポンスの早い方が主導権を握るものです。あと、仲介業者は本当当たり外れが激しくて頼りない人はとことん頼りないので、リードしてあげないといけないケースも割とあります。幸い今日の人は熱心で好感持てましたが、そうでない場合はどいてもらって私がテナントと直接話をまとめて後から手数料だけ渡す事もあります。

 

テナントの内見に立会いしてるかどうか、はその管理会社、その担当者の姿勢を測る決定的な事柄だと思います。月間案内数、週間案内数を報告してる管理会社は多いと思いますが案内したテナントがどんな人だったか把握している担当者はグッと減るかもしれません。しかしビル運営、プロパティマネジメントは案外そういう部分で勝負が決まるのです。

 

小泉

 
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