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不動産投資ア・ラ・カルト

不動産販売のコツ

 
資産形成
2019-11-21

不動産業に関わっていると所有している不動産を売却する、あるいは販売する局面というのはどこかのタイミングで必ず訪れると思います。オーナー業として出口戦略を考える上でも、仲介業者として手数料を稼ぐ上でも、不動産を上手に売ることが出来るかどうかはとても重要な問題でしょう。

特別安いとか魅力のある物件の場合だと販売は楽ですが、現実問題そんな物件ばかり扱えるわけではありません。売りにくい物件や人気の低い物件を頑張って売らないといけないことの方が多いのではないでしょうか。

売りにくい物件を売るには努力と技術が必要です。しかしそこにこの仕事の妙味があるとも言えますね。
今回は不動産を販売する上で汎用性の高いポイントをひとつご紹介します。

抽象的というか当たり前に聞こえるかもしれませんが、一番大切なことは「現地に行くこと」です。
それも何度も何度も行くことが大事です。本気で売る気なら売れるまで毎日行くべきですね。
用事はなんでも良いです。物件のまわりのゴミを拾ってみたり、近くのレストランで食事してみたり、散歩してみたり。なにか発見があるはずです。何度も何度も現地に行かないとわからないことがあります。

頻繁に物件を見に行っている人じゃないと出てこない言葉や表現というものがあります。一回や二回現地に行ってある程度調査しただけで物件が売れれば良いですが、そんな簡単であれば誰も苦労しません。
それから先ほったらかしにすれば長期化します。だって売れないんだもん、だって高いんだもん、では粘りが足りないと言えますが、この業界は横着な人が多いので残念ながらほとんどの人がそのパターンです。

何も用事がないのに現地に行ってどうするの?とか何しに行くの?とか思うと思います。もう声かけれる人には全員声かけたよ、とか思い付く限りの販売活動は実施した気になってるかもしれません。理屈で考えるとそうなのですが、理屈を超えたところに何か答えがある様に思います。経験上。

実際に現地に足を運んでみて、この物件を買う人はどんな人なんだろうか、買う時にネックになるのはどんな部分だろうか、このあたりで商売をやるならどんなやり方をすれば繁盛するかな、とか色々考えていると、まだまだ販売活動や営業努力の余地があることに気付くと思います。そこまでしていない人は考えが浅いのです。考えて考えて考え抜いた人が勝つのです。

 
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