- トップページ
- 不動産投資ア・ラ・カルト
- 不動産販売のコツ
不動産投資ア・ラ・カルト
不動産販売のコツ
不動産業に関わっていると所有している不動産を売却する、あるいは販売する局面というのはどこかのタイミングで必ず訪れると思います。オーナー業として出口戦略を考える上でも、仲介業者として手数料を稼ぐ上でも、不動産を上手に売ることが出来るかどうかはとても重要な問題でしょう。
特別安いとか魅力のある物件の場合だと販売は楽ですが、現実問題そんな物件ばかり扱えるわけではありません。売りにくい物件や人気の低い物件を頑張って売らないといけないことの方が多いのではないでしょうか。
売りにくい物件を売るには努力と技術が必要です。しかしそこにこの仕事の妙味があるとも言えますね。
今回は不動産を販売する上で汎用性の高いポイントをひとつご紹介します。
抽象的というか当たり前に聞こえるかもしれませんが、一番大切なことは「現地に行くこと」です。
それも何度も何度も行くことが大事です。本気で売る気なら売れるまで毎日行くべきですね。
用事はなんでも良いです。物件のまわりのゴミを拾ってみたり、近くのレストランで食事してみたり、散歩してみたり。なにか発見があるはずです。何度も何度も現地に行かないとわからないことがあります。
頻繁に物件を見に行っている人じゃないと出てこない言葉や表現というものがあります。一回や二回現地に行ってある程度調査しただけで物件が売れれば良いですが、そんな簡単であれば誰も苦労しません。
それから先ほったらかしにすれば長期化します。だって売れないんだもん、だって高いんだもん、では粘りが足りないと言えますが、この業界は横着な人が多いので残念ながらほとんどの人がそのパターンです。
何も用事がないのに現地に行ってどうするの?とか何しに行くの?とか思うと思います。もう声かけれる人には全員声かけたよ、とか思い付く限りの販売活動は実施した気になってるかもしれません。理屈で考えるとそうなのですが、理屈を超えたところに何か答えがある様に思います。経験上。
実際に現地に足を運んでみて、この物件を買う人はどんな人なんだろうか、買う時にネックになるのはどんな部分だろうか、このあたりで商売をやるならどんなやり方をすれば繁盛するかな、とか色々考えていると、まだまだ販売活動や営業努力の余地があることに気付くと思います。そこまでしていない人は考えが浅いのです。考えて考えて考え抜いた人が勝つのです。
- 事業用建物賃貸借契約における注意点〜工事区分編
- オフィス需要の予測〜2022年10月以降
- 入居者募集業務の注意点〜電気編〜
- 成約に苦戦する場合の対処法①
- 今後のトレンド予測
- 不動産販売のコツ
- 賃貸契約における融資特約
- 大阪駅前第1ビルのオフィス賃料相場
- オススメの特約(ゴミ処理費用に関する特約)
- 賃貸募集のポイント~図面編~
- オススメの特約(店舗シャッターとエアコン編)
- 保証金返金のタイミング
- 賃料の値上げ交渉(2)
- オススメの特約(解約時の原状回復)
- オススメの特約(消費税増税時の賃料について)
- 管理費が高い物件の特徴
- キャンセルを減らす工夫(賃貸借契約)
- 賃料の値上げ交渉
- オススメの特約(解約通知後の案内について)
- テナント募集時の内見立会い業務
- 店舗物件・事務所物件のデメリット~空室リスク編~
- 店舗物件のメリット(テナント解約編)
- 入居者募集セールスの重要性
- ノンバンク系金融機関との付き合い方
- テナント募集の小ネタ~内覧会の開催
- 良いお客様(1)
- 滞納家賃回収の要点
- テナント募集業務の要点
- バイリンクのリノベーション
- 業界内でのマンション(ビル)のイメージ
- まずは買うこと
- 管理組合への工事申請
- 最近の投資トレンド
- 賃料の値上げ交渉について
- 優秀な不動産会社とは
- 価格交渉について
- 店舗・事務所物件のメリット・デメリット(1)
- 店舗・事務所物件のメリット・デメリット(2)